河 童 橋
芽吹き前の河童橋
全長36.6m 幅3.6mの河童橋は5代目。(1997年竣工)
明治の中頃にハネ橋がつくられ、初代の吊り橋は大正の中頃。
芥川龍之介の「河童」は、橋の周辺を舞台に書かれた。
梓川右岸、河童橋の畔にあるケショウヤナギも、カラマツも、ダケカンバも
芽吹きを待っている。
仰角20度で仰ぎ見る穂高岳、明神岳... 北アルプスへの登山者が橋を渡る。
5月上旬
5月下旬の河童橋
河童橋下流から残雪の穂高連峰と新緑と清流梓川。
河童橋は登山者、修学旅行生、観光客で、にぎやかになっていく。 5月下旬。
特に夏は「河童橋銀座」と呼ばれるほど混む。
5月下旬の河童橋
河童橋上流から見えた焼岳。
雪解け水が流れる梓川... 5分と水に入れない冷さ。
梓川は、槍ケ岳 南斜面の水源から、河童橋をくぐり、大正池に流入し、
上高地を出て渓谷を流れ、松本市で奈良井川と合流する犀川上流部までが梓川。
やがて、千曲川に合流したあと新潟県に入り、信濃川を経て日本海へ注いでいます。
6月上旬の河童橋
ケショウヤナギも、白樺も、ダケカンバも、カラマツも緑・緑・緑・・・
生物(動植物)が一斉に活動をしています。
10月上旬の河童橋
紅葉と初冠雪の穂高岳。 カラマツは紅葉していますが、化粧柳は緑。
10月中旬
10月下旬の河童橋
晩秋の穂高岳、朝の静かな河童橋。
穂高岳も、明神岳も雪。 上高地に「みぞれ」が降る。
カラマツも、ケショウヤナギも、シラカバも、ダケカンバも厳冬期を迎える。
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