<<008 010>>
■ 梟の城跡INDEX ■グインサーガストーリートップ ■ グインサーガトップ

紅蓮の島 グインサーガ9
紅蓮の島
―THE INFERNAL ISLAND―

双子救出のためノスフェラスへ向かうマリウスはトーラスへと辿り着き、《煙とパイプ》亭でキタラの腕を見込まれ、幼いモンゴール公子ミアイルに対面。尚武の国にあって、優しい性格を持つゆえに自らの境遇を受け入れるしかないミアイルに対し、国家間の軋轢や人間関係に疲れ宮廷を出奔したマリウスは、いつしか自分の姿を重ねてゆくのだった。しかしそこへナリスからミアイル暗殺の使命が下る。
パロでナリスとアムネリスの婚姻が執り行われようとするその日、マリウスは命令を拒絶するが、結局ナリスの命を受けた魔道士によってミアイルは命を落とすのだった。

一方、孤島のグインたちは、洞窟で謎の物体に遭遇する。危険を感じ洞窟の外に出ると、巨大な触手を持つ怪物が現れ、待ち伏せていた海賊たちを襲うのだった。
海へ逃げ込んだグインたちの前で、島から謎の物体が光り輝きながら空に浮かび上がる。島はその光によって燃え上がり、謎の物体は空の彼方へと消え去るのだった。
《ガルムの首》号を占拠したグインたちは、沿海州アグラーヤの船に救出される。
無事中原に生還したパロの双子たち。
しかしそれは、淡い恋が芽生え始めた傭兵イシュトヴァーンと王族リンダとの別れをも意味していたのだった。

草原ではアルゴス軍とカウロス軍との戦闘が本格化し、アグラーヤではレムスが王位宣言する。
モンゴールではミアイル暗殺によってシルヴィア皇女との婚姻によるケイロニアとの関係強化が阻止された。
パロでもナリスとアムネリスの婚礼に何かあったようである。
こうして、パロ占領で始まった黒竜戦役は大きな転換期を迎えるのだった。

■■■

なんと言ってもミアイル暗殺の下りは泣ける。
可哀相だマリウス、嫌な奴であるナリス・・・・・・。
それと覚醒しつつあるレムスが良いカンジなのだ、この頃は・・・なんであんなんなっちゃうんだろう。
これもナリスのせいなのだ。
あとはいよいよ登場ゴダロ父っつぁ〜ん in 《煙とパイプ》亭。

1999/01/21更新