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グインサーガ15 トーラスの戦い ―TORUS TERMINUS― |
モンゴールとの決戦に向かうナリス率いるパロ騎士団の中にはイシュトヴァーンがいた。ナリスはイシュトヴァーンの野望に突き進む生き方に共感めいたものを覚え、帝王学を語って聞かせるのだった。
しかしイシュトヴァーンはナリスとリンダの関係を知ると、自分ではナリスからリンダを奪うことはできないと知り、ナリスのもとを去って行く。
一方、スカール軍と衝突したアムネリス率いるモンゴール軍は一時撤退。合流を果たしたスカール軍とナリス軍はアムネリス軍の様子を探るが、モンゴール軍はすでに首都に向け撤退しているとの情報を得る。トーラスでは一大事件が起こっていたのだ。
同時期、沿海州海軍はケス河河口の都市ロス沖に停泊したまま、内部の陰謀が不透明なため、動きをとることができないでいた。しかしヴァラキア提督カメロンは状況の打破に向けてロスの封鎖を決定する。
実際は沿海州の反乱勢力も、アンダヌスからモンゴール大公に宛てた密書が、イシュトヴァーンの手に渡り、モンゴールへ届いていないことを知らないため、モンゴールからの連絡がないことを知らなかったのだ。
しかしモンゴール首都トーラスでも、大きな事件が起きていた。大公ヴラド崩御である。
モンゴールを一代で築き上げたヴラドも、老衰の中に命を落とす。
その知らせを受け取ったアムネリスは、急遽、トーラスへと撤退を始める。
しかしトーラスへ向かうアムネリスの前にゴーラ3大公国の同朋クム軍が立ちはだかった。前後を敵に囲まれたモンゴール軍は勝利を収めることができないまま、アムネリスはクムの手に落ち、捕虜となるのだった。
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んでもなぞ〜だ、アムネリス。
まさかクムが加戦するとは思わなかったのかもしれないが、ナリスとの決戦を決意して出兵したのに、ヴラドの死を知った途端、帰ろうとするあたりよくわからない。トーラスに篭城しようとしたのだろうか?
結局公女将軍などといわれながらも、その活躍を知らないまま、黒流戦役は終端に向かう。
だってノスフェラスではセムに負け、パロではナリスに騙され、モンゴール征討軍の前には大きな戦果を挙げないまま捕虜。な〜んかよくよく、なにが凄いのかわからないのだった。
1999/04/06更新