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パロのワルツ グインサーガ25
パロのワルツ
―PATTERNS IN PAROS―

「赤い街道の盗賊」に襲われ、最愛の妻リー・ファを失ったスカールは、パロの街道警備隊によって救われる。
パロ、クリスタルで治療を受けるスカールに、国王レムス、そして宰相アルド・ナリスがノスフェラスの秘密を聞き出そうと迫る。しかしスカールは自分が見てきたことを一切明かそうとはしない。そして、わずかな部下を連れてクリスタルを抜け出し、遥か草原へと向うのだった。

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この巻で、レムスにカル・モルの霊が取り付いていることが明らかになる。
んでもカル・モル、登場した当初はそれほど強力な魔道師だとは思わなかったのだが・・・・・・。
って魔道師の霊は、死んでからその思念が強力になることもある、とは書かれてあるが、それって都合よすぎでは?
んでヴァレリスとスカールの会話に世界の鍵を握る人物として「北の豹、南の鷹」という言葉が出てくるが(212頁)、スカール、それとノスフェラス、クムの村で見た豹頭人身の彫像と結びつかないものかなぁ・・・・・・って無理か?
スカールとグインは出会うことはあるのか?
んでこの巻の最後、スカールに切られた傷が元で熱にうなされるイシュトヴァーンを自らの体温で温めるアリストートスが印象的だ。

1999/09/19更新