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白虹 グインサーガ26
白虹
―ARCUS ALBULUS―

スカールに受けた傷を癒したイシュトヴァーンは密かに温めていた計画を実行に移し出す。それは「赤い街道の盗賊」を使って、クムに囚われているモンゴール公女アムネリスを救出し、モンゴールを再興することで王位を手に入れようというものであった。

パロではナリスが宰相としての政務から身を離し始めるが、その本心は誰にもわからない。
そしてスカールは故郷アルゴスに戻ってくるが、1年以上留守にした間に兄王スタックには王子が生まれ、国風はパロ風の驕奢なものへと変わっていた。

一方、ユラニア軍と対峙していたケイロニア軍は、ユラニアを追い返すことに成功する。しかし次の指令がないままサイロンに戻ることも進軍することもできず足止め状態にあった。将軍ダルシウスは老齢を理由にサイロンに戻ることをグインに告げる。これは軍の全権をグインに与えるという目的があった。
グインは今回のユラニアのケイロニア侵略の真意を探るため軍籍を離れるが、ケイロニア黒竜騎士団はグインとともに行動することを決意し、ユラニア首都アルセイス向けて進軍を開始するのだった。

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グインがむかつくぐらいに完璧だ。って雪の積もるガザ攻めで、火攻めが有効だったのかどうかは疑問だが、成功しているので文句は言えない・・・・・・グインは間違わないのだ・・・・・・。

1999/09/24更新