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光の公女 グインサーガ27
光の公女
―PLATINUM PRINCESS―

旧モンゴール公女アムネリスはクムの「水の離宮」と称されるバイアに囚われていた。彼女を救出するためバイアに侵入したイシュトヴァーンだが、クムの警戒は厳重だ。
そこへ、アムネリスがクム大公タリオの子を懐妊したかも知れぬとの懸念を抱いており、その真意を確かめたがっているとの噂が流れこむ。イシュトヴァーンとアリストートスはモグリの名医一行との噂を流すと、侍女フロリーが離宮を抜け出してやってくる。フロリーの手を借りたイシュトヴァーンはアムネリスに対面するのだった。

イシュトヴァーンは語る。アムネリスがイシュトヴァーンと共に立ちあがることで各地に潜む旧モンゴール勢力を決起させ、モンゴールを再興する。イシュトヴァーンにとってはモンゴール再興を彼が王になるための足がかりとしたい。アムネリスにとってもモンゴール再興は悲願のはずだ。
イシュトヴァーンの軍勢に不安は残るものの他に頼るもののないアムネリスは、計画に乗ることを決意するのだった。

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イシュトの話に対しアムネリス
「いやしい生まれの無名の男が王座につくような時代は、何百年もまえにおわってしまったはず」(243頁)
んー、アムネリスの親父もそんなに変わらないと思うがどうなんだ?
って一応ヴラドは15歳でゴーラ皇帝サウルの騎士になったらしい。実はヴラドのモンゴール興国話って面白そう。

冒頭、ミロク教徒に変装してクムの都ルーアンにやってきたイシュトヴァーンと、クム3公子の3番目タリクが遭遇する場面がある。タリクは目に入ったイシュトヴァーンを怪しんで言う。
「妙に気になった。あの若い男の目……巡礼などという感じではなかった。(中略)気のせいならいい。気がかりは、払っておくにこしたことはない。調べろ」(30頁)
ん?ホントにタリクか?20、1歳らしいけど、グインサーガ後半で登場するタリクはこんな感じ。
「ぼくのお父様!!(以下略)」(タリク 60巻184頁)
ぜんぜん違うんですけど・・・・・・。

1999/10/07更新