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鷹とイリス グインサー65
鷹とイリス
―THE ACCIPITER AND AERIS―

モンゴール大公アムネリス、クム大公タリクが王位を認めたことで、イシュトヴァーンのゴーラ王国も内部体制は固まりつつあった。今後の課題はパロ、ケイロニアといった中原大国との関係樹立になってくる。

パロではナリスがリンダへ、レムス王への反乱の意志を伝えるが、リンダはナリスについていくことを誓う。
またリギアに説得され、ヨウィスの民にまぎれてナリスのもとを訪れたスカールは、変わり果てたナリスの姿を見る。
ナリスはスカールに、古代機械の秘密やキタイの中原侵略の脅威、異世界の存在の可能性などを語る。また反乱することが自分自身の存在理由になる、と語るのだった。

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イシュトはゴーラの皇帝ではなく、王のようだ。
ほんで早く中原を戦禍の渦に巻き込んでくれないとグインが帰ってきちゃうぞ。

んでもモンゴールのパロ急襲、リンダとレムスがルードの森に転送された理由、グインが出現した理由など、これまで謎であった事柄が、一気に見えてきた。
けどぜ〜んぶ魔道の仕業てのは気に入らない・・・・・・。って都合良すぎでしょ、魔道魔道って・・・・・・。
リンダも処女だった。うーん、性教育受けてなかったとはいえ、釈然としないなぁ。
ナリスの変わりようにも驚きだ。スカールに対し、ホンネらしき心情を全て吐露する。
「私が、私自身であるため」(260頁)に反乱を起こすのだそうだけど、言ってることがよくわからない。
ヤーンにアルド・ナリスの存在の意地を見せたい、というのはわかる。
けどどーしてそれが、世界生成の秘密を知ることとつながるのだ?

んで本の帯にある「ギネスブック申請中」が泣ける・・・

1999/04/10更新