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大導師アグリッパ グインサーガ74
試練のルノリア
―ROUNORIA IN THE RIGOR―

《大導師》アグリッパ探索の旅路に立ったヴァレリウスは、ルードの森で《ドールに追われる者》イェライシャに遭遇する。イェライシャは、グラチウスとの共闘がパロに新たな脅威を招くことになる危険性を指摘し、アグリッパという未知の力への依存よりも、グインへの協力を求めることの妥当性を説く。
しかし、グラチウスとの共闘を誓約し、アグリッパの真意を確かめるべく使命を帯びたヴァレリウスの意思は固い。
ヴァレリウスの決意を前に、イェライシャは、ヴァレリウスを、アグリッパの潜むノスフェラスへと導くのだった。

一方、ジェニュアには、ケイロニア王への伺候に向っていたベック公が急遽戻ってくる。ベック公はパロ聖騎士団を統帥する地位にあり、ナリスにとって協力を願いたい貴重な人物だった。しかし、彼はレムスがヤンダル・ゾックの傀儡と化していることを自らの目で確認するべく、ヤンダル・ゾックの拠点とも言えるクリスタルへと向ってしまう。
そして、ジェニュアに隠遁していたナリスの母親、ラーナ大公妃がナリスの元を訪れる。
ナリスの幼少時より確執の絶えない母子だったが、ラーナは今回のナリスの聖王への反乱を強く非難し、母子の溝はさらに深まるのだった。

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ナリスにイシュトヴァーンとの関係を明かしたヨナの存在がなかなか大きくなってきた。
ヨナはイシュトの救いになるのだろうか?

さて、イェライシャの言ってることは最もだ・・・グインを頼れ!グインを(^^;)
中原を救いたいなら、魔道師の誓約がどうの、イシュトヴァーンとナリスの密約がどうの、言ってる前にグインに任せれば全部うまくいきそうなのに・・・

んで、「望星教団のヤン・ゲラール」って既に名前が知れ渡ってるけどどうなんだ?

2000/08/16更新