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アウラの選択

グインサーガ82
アウラの選択
―THE AURAL AFFLATUS―

グインは、レムスに連れられて、初めてクリスタルパレスへとやってくる。そこには、半獣の姿に変えられ、レムスの命令のままに動く人々がいた。
彼らは、レムスに決して逆らうことはなく、影で中傷することもない。レムスはヤンダル・ゾックの力を借りて理想の宮廷を作り出したのだ。
そして、長い眠りについているというリンダに再会し、レムスの真意を聞く。
誰も逆らわない絶対的な王権が欲しい。ヤンダル・ゾックの呪縛からは逃れたい、しかしその力は失いたくない。そのためにグインに力を貸してほしい。
私欲的な理想を述べるレムスは、自己の弱さを理由に、すべてを正当化していた。
「餓鬼だな、小僧」(P.172)
グインがレムスを見放したとき、リンダが目覚める。
「グイン。・・・迎えにきてくれたのね。待っていたのよ」(P.177)
グインはそのままリンダを連れ、アドリアンを救出すると、クリスタルパレスの脱出を図る。
ゾンビーと化した近衛兵や竜騎兵、ヤンダル・ゾックの追跡の手が伸びるが、彼らを振り切るとグインはヤヌスの塔へと向かった。
その地下に眠るパロの古代機械「カイサールの転送装置」を利用して脱出しようというのだった。
古代機械が誰にでも操作できるものではないことを説くリンダにグインが応える。
「心配するな。たぶん・・・古代機械は・・・俺が操作できる」(P.281)
事実、懸念するリンダの声をよそに、カイサールの転送装置はグインを迎え入れる。
しかし、アドリアンを連れて行くことはできなかった。
アドリアンを必ず救出することを約束して、グイン、リンダ、スニの3人は、「カイサールの転送装置」を使ってクリスタルパレスを脱出するのだった。

■■■

うーん、レムスは駄目っぽいなぁ。
前巻で結構期待していただけに、ちょっと落胆気味・・・
んで、レムスとアルミナの息子、アモンは急成長。すでに10歳ぐらいの容姿になっていた。

んで、今回の目玉はなんといっても、古代機械だろう。
グインが操作できたとは!って、できて当たり前っぽいけど・・・
って、古代機械、音声がカタカナ言葉ってのはどうなんだ?
「座標ヲ入力シテクダサイ」「危険デスノデナルベクしーとハシッカリトシメテオイテ下サイ」云々
グインの頭に帽子のようなものがすっぽりかぶさって、端子がくっついているってどうなんだ?
なんかいきなり陳腐なんですけど・・・

んで、グインが古代機械を操作できるってことで、ナリスの価値は下がったらしい。
まぁ、リンダを救出したことだし、次はナリスと会うんだろうなぁ?グイン。ついでにイシュトもね。

2001/12/23更新