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ノスフェラスへの道 グインサーガ97
ノスフェラスへの道
―INTO THE NEXUS IN NOSPHERUS―

ケイロニアに戻ったハゾスが皇帝アキレウスにグインの消息を伝えると、ノスフェラス遠征軍が組織されることになった。
準備が進む中、同行する予定のヴァレリウスがパロより到着する。
このとき、遠征軍に加わるため、マリウスがヴァレリウスに付いてきていた。
久しぶりに対面するマリウスとオクタヴィアだったが、ケイロニアの未来には干渉しないことを伝えたマリウスは、オクタヴィアに別れを告げる。
そして、総司令官ゼノンを筆頭に、3000人のノスフェラス遠征軍がケイロニアを後にするのだった。

一方、記憶をなくしながらも中原を目指そうとするグインの前に、ラゴン族のドードーが立ちはだかる。

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ケイロニアでは、シルヴィアの素行が大きな問題になっているが、なんでみんなあんなにシルヴィアを毛嫌いするのかね。
いや、確かにやっていることは好感が持てる行為ではないけれど、ケイロニアの武将たちってもっと心広そうなのに・・・やっぱシルヴィアがかわいくないから?
といいつつ、アキレウスがシルヴィアへの接し方で反省しているのが救い。

んで、ヴァレリウスにマリウスが同行してきたと聞いて、延々と彼の処遇について話し合うのはどうなんだ?
そのために前巻でパロと秘密会談やったんでしょ?
グインを連れてくればなんとかしてくれるだろう、それまで放っておこうって言ってたじゃん!
ここにきて、パロの血筋がどうの、ケイロニアの継承権がどうの、離婚制度がどうの、生き方が納得できないだのなんだのって言い出したら・・・秘密会談の意味ないじゃん。
まさか、ハゾス、秘密会談の結果を伝えていないのか・・・
そんなハゾスはすっかりリンダにぞっこんLOVEである。

んで、100巻まで残すところ3巻となったわけだけど、あとがきによると、100巻はストーリー的にはどうということのないものになりそうだとか。
たんなる通過点というか。
96巻から新しいシリーズが始まったような感じ、とかいってるし・・・
なんだかねぇ・・・なんか書きたいように書いているだけなんだろうな・・・
グインの記憶もリセットしたからなんでもアリみたいな。

2004/10/09更新