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グインサーガ99 ルードの恩讐 ROAMERS IN THE RROOD |
中原から消えたとされていたグインが、ノスフェラスから突然現れた。
イシュトヴァーンは、グインがノスフェラスで何をしていたのかという疑問から逃れることができない。
そして、モンゴールの反乱はゴーラを陥れようとする、ケイロニア・グインの計略であるという答えを出した。
酒を交え、グインの真意を探ろうとするイシュトヴァーンだったが、イシュトヴァーンの話は事実無根とするグインの言葉に耳を貸さない。
グインは、イシュトヴァーンは信用していたものから裏切られる展開を望んでいる、と告げるのだった。
深夜。グインはザザやウーラの協力でルードの森に巣食うグールを呼び寄せると、ゴーラ軍の混乱に乗じて脱出する。
脱出先でグールたちに遭遇するが、グールの子供を助けたことから住処に案内され、一夜を過ごす。
翌朝、パロを目指す前に、ケス河河畔に残してきたモンゴールの避難民たちの安否を確かめるため、避難地へ向かうグイン。
そこには、ゴーラ軍による殺戮の後があった。
衝撃の光景を前に、さまざまな記憶がグインの脳裏によみがえる。
そして、グインが戻ってくることを予想していたイシュトヴァーンが現れるのだった。
■■■
いやぁ、いよいよ99巻、100巻まで残り1ですね。
けど、終わることはなく、ダラダラと続くのです・・・・・・
さて、グールが登場(って今まで話でしか出ていないんだっけ・・・・・・?)
んー、指輪物語のゴラムみたいな感じ。
イシュトヴァーンがしゃべるしゃべる。本巻の大半は彼の懐かし話。
おかげでグインがいろいろお勉強できるんだけど、この段階では、記憶が戻ったというより、過去の事件を教えてもらうって感じ。
俺ってそんな奴だったんだ、みたいな。
んで最後・・・・・・ショック療法というのだろうか、グインは記憶を取り戻したかのようだけど、どーなんだろう。
これで記憶回復だったら、記憶喪失にする必要なかったんじゃない?
なんか劇的な展開にしたかったので、記憶喪失にしてみたって感じ?
それにね、グインは、モンゴール反乱軍とは組んでいない、ケイロニアは反乱に関係ないとかいうわけだけど、お前記憶喪失だろうがっ!
んで、イシュトヴァーンは、グインがパロから古代機械を使って消えたってこと知らないんだね。
確かに、92巻「復活の朝」の終盤でグインが消えた後、ヴァレリウスは古代機械のことはイシュトヴァーンには話していないようだ。
話しても彼にはわかんねぇだろ、とか言っているし、イシュトヴァーンも、ぐだぐだうるせぇんだよ、とか逆切れしているし。
でも、ヨナはペラペラしゃべっているんだよな・・・・・・
んで、避難民を殺戮したイシュトヴァーンに怒りを覚えたっぽいグインだけど、イシュトヴァーンは98巻で「グインとモンゴール反乱軍の幹部が投降してトーラスへ来るなら、ここにいる連中は殺さねぇ。約束は守る」って言ってたじゃん。
約束破って反乱軍幹部を逃がし、脱出したのはグインの方だと思うんだけど。
2005/02/20更新