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快楽の都 グインサーガ110
快楽の都
―THE CAPITAL OF CORRUPTION―

快楽の都タイスへやってきたグインたち。
タイス伯タイ・ソンの前で芸を披露すると、伯爵は大いに喜び、グインに闘技場で剣闘士と戦うことを命じる。
その夜、情報を集めるためにタイスの街へ繰り出したグインとスイランは、信仰される神々や地下に広がるという迷宮などの伝説を知る。
また、クム大公の重臣たちは、大公とパロの王妃リンダを結婚させようとしていること、一方で、タイス伯は自分の娘と大公を結婚させようとしていることを知る。
そしてグインは、会話の節々や暴漢との争いの経緯から、スイランがただの傭兵などではなく、訓練を受けた正規の軍人であることを確信するのだった。

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■巻頭言がなかった。代わりにタイスの神々の名前が載っていた。
3人目サール。男色の神だから裏門の神って・・・・・・どうでもいい。
■タイスは新宿歌舞伎町。
■マリウスは「タイスに長逗留したことはまだ」(p.19)ないらしい。
やたらと世界中を旅して回ったとか言っている割に、一番好きそうなところに行っていないのが不思議。
■p.36。グインたちをタイスへ案内する騎士長の様子を見てグイン。
「豹頭王の失踪のうわさは、このクムの下っぱの騎士長にまでは伝わっていないのだろうとグインはひそかに考えた。」
って、前巻p.90ではグインはこう言っていた。「だが豹頭王はいま、ケイロニアから失踪している、というもっぱらの評判だぞ」
■p.94。登場したタイス伯タイ・ソンの描写。
「あごの先のひげはかなり長かったが(中略)なんだか筆かなにかをあごにくっつけているみたいであった。」
小学生の作文みたい。
■p.98。タイ・ソンに年齢を聞かれてグイン。
「四十歳になります」
マリウスが考えておいた「もっともらしい答え」だとか。
40なんだ。ってゆうか、グインは豹頭なのに、見た人はどこからおっさんぽいって判断するんだろう。
スーティこと小イシュトヴァーンもすぐに「おじちゃん」っていってた。
実際は記憶がないわけだけど、15歳とかだったらおかしい。
ちなみに、年齢を聞かれたマリウスは「22」と応えている。この世界でもサバを読むものらしい。
■タイ・ソン付きの小姓組みは月組とか星組とか・・・・・・栗本、ノリノリだね。
■p.206。地下水路の迷宮にはラングート・テールという怪物がいるらしい。
■タイ・ソンはグインとガンダルを戦わせたいらしい。ガンダルは生きていた。
■スイランは沿海州出身っぽい。たぶんカメロンの部下か。
■話がちっとも進まない。あとがきによると、すでに112巻は脱稿していて、書きながら「血わき肉踊って」いたらしい。
ってことは次回111巻が剣闘士との戦闘、水神祭り序盤ぐらいで、112巻が対ガンダル戦、そして地下迷宮脱出行って感じか? ・・・・・・牛歩。
■前巻のあとがきで言っていた、キリ番111巻の記念イベントはどうなったんだろう。

2006/10/11更新