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闘王 グインサーガ112
闘王
―GUIN THE GLADIATOR―

マーロールの幻惑的な攻撃に翻弄されながらも勝利を収めるグイン。
マーロールは水神祭りで行われる剣闘大会でのリベンジを宣言して去り、グインは闘王の称号を得る。
タイス脱出の計を案じるグインに、ドーカスがひとつの計画を提案する。
それは、ドーカスの怨恨試合を行い、フロリーやスーティをグインの家族として観戦させ、試合終了後に馬車を奪って皆で脱出するというものだった。
計画は実行されることとなり、「本当の本気の6割程度の力」(p162。笑)でドーカスを再度破ったグインは、脱出を試みる。
しかし、脱出の最中にスイランがスーティを奪って逃亡。スイランは、ゴーラ宰相カメロン直属部隊ドライドン騎士団のブラン准将だったのだ。
ブランことスイランを追いかけ、スーティを取り戻すグイン。グインの手にかかり、命を落とすところだったスイランを救ったのは、二人の間に入って戦いをやめさせたスーティだった。
ひとまず手を組み、タイス脱出で協力し合うことに合意するグインとスイラン。だがそこへ、タイスの追っ手が現れ、一行は連れ戻される。
タイス伯爵タイ・ソンは、「ガンダルと戦うことが怖くて逃げ出した」「妻フロリーと愛妾マリウスを連れて旅をしていた」というグインの言い訳や行動を気に入り、逃亡を許す。
グインはスイランに記憶喪失の事実を明かし、スイランは当面協力することを誓う。
そして、水神祭りがいよいよ始まるという前日。クム大公タリクがタイスへやってくるのだった。
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あとがきによると、今年はグインが8冊出るらしい。内2冊は外伝だとか。
事件簿でも嫌だけど、まさかスーティの青年時代とかいきなりやらないよね?
・・・・・・栗本、すごい気に入ってるみたいだから・・・・・・。

予想

次の113巻ではタリクと対面。タリクとタイ・ソンがマリウスの取り合い。さあ、明日は水神祭りだ、で終わり。
114巻は、水神祭り。その観光案内。食い物とかうまそー。あー、あれが闘王のグンドかい。すごい体だねー。一度抱かれてみたいよ、とかなんとか。そしていよいよ剣闘大会が始まるぞー、で終わり。
115巻は、グインは勝ち進んで、リギアやスイランもがんばってます。グインは、準決勝あたりでマーロールと再戦。マーロールはどこかへ消える。さあ、決勝の相手はいよいよガンダルだー、で終わり。
116巻は、ガンダル戦。ぎゅうぎゅう締め付けられて、いてててて。アウラー。勝利。そうだ、俺はグインなのだー。グイン優勝。さて、脱出するか、うろうろ、うろうろ。どこだ、ここは。これが地下迷宮か、で終わり。
117巻は、地下迷宮をさ迷って、ラングート・テールとかいうのと戦って、もっと変な首領みたいのが出てきて、それがマーロールだったりして、またお前かー。決着付くのかと思いきや、なんか宇宙の黄金率とか調整者とか延々しゃべりだして、なんとか決着。外に出てきておしまい。脱出。
118巻は、ゴーラとかケイロニアの話かな・・・・・・。
んでもこの辺でイシュトヴァーンがリンダを誘拐したりしてくれるとおもしろいんだけど。
といった感じで、2007年の正伝はここまで。たぶん。当たるかな?

2007/2/12更新