<<113 115>>
■ 梟の城跡INDEX ■グインサーガストーリートップ ■
グインサーガトップ
グインサーガ114 紅鶴城の幽霊 ―THE CRYPT OF THE CRIMSON CRANE― |
マーロールによって地下の宮殿を案内されるグイン。マーロールはグインが本物のケイロニア王であることを見破り、グインのタイス脱出に協力することを申し出た。タイス伯爵に復讐を考えているマーロールにとって、グインへの協力は、将来的に有益と考えたからだ。グインもマーロールに正体を明かす。
一方、スーティとともに幽閉されているフロリーは、城の庭に抜け出すことに成功し、そこでクム大公タリクに遭遇する。タリクは、タイス伯爵タイ・ソンの娘アン・シア・リンの夜這いから逃げ出してきたのだった。フロリーとの会話に癒され、彼女に恋心を抱いたタリクは、翌日、フロリーを呼び出す。タリクは、フロリーを抱き寄せ、自分に仕えるように迫るが、アン・シア・リンとタイ・ソンが現れ、フロリーは連れ去られてしまう。
監禁されるフロリーのもとへマーロールが現れる。マーロールが住む地下世界はタイスの各地に通じているため紅鶴城も例外ではなく、フロリーの監禁されている部屋にも容易に進入できるのだ。マーロールはフロリーを救出しようとするが、ひとりだけ助かることを拒むフロリーを前に去っていく。
********************************************************
■スーティ、アムネリス、イシュトヴァーン、ドリアン。延々とフロリーの独白&回想が続く。
んでもマリウスってそんなにいいかなあ。彼の優しさ、誠実さにひかれているかのような描写だけど、マリウスが決してそんな風に見えないところがミソ。
フロリーはだめんずウォーカーである。
って、いっそタリクと結婚した方が幸せだったりして。
■スーティは、「誰が見ても、ちょっとでもイシュトヴァーンを知っているものなら、ただちに、この子供が誰であるのか、一目瞭然なくらい、スーティはイシュトヴァーンにうりふたつだ」(p44)らしいので、パロとか行ったらすぐにばれちゃうの? んでも普通わかるかー?わかるんだろうなあ。
■紅鶴城は「べにつるじょう」と読むらしい。「こうかくじょう」かと思っていた。
■紅鶴城の幽霊とは、縦横無尽に城内に現れるマーロールのことらしい。
■マーロール。結局フロリーを置いて去ってしまうわけだけど、じゃ、何のために現れたんだよ、というか、この展開無駄でしょう……。
■アン・シア・リンは外見も性格も悪い。いつもこんなの。んで、彼女の名前の由来はアン・シャーリン(赤毛のアン)ってホントですか?
2008/1/5更新