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水神の祭り グインサーガ115
水神の祭り
―SERPENTINE SPREE―

水神祭りの前夜祭。水神迎えの儀式が執り行われた後、グインが部屋に戻ると、スーティが行方不明になっていた。騒ぐブランを前に落ち着くグイン。
実は、スーティをさらったのはマーロールで、その後、ドーカスにかくまわれているのだった。
すべてはグインとマーロールが仕組んだ作戦で、グインは、マーロールが味方についたことをブランやリギアに打ち明ける。

そして、10日間にわたる水神祭りが始まる。
祭りの目玉である闘技会も開催され、初戦、2回戦と順当に勝ち進むブランとリギア。ブランは、本心では負けて自由の身になりたかったが、あまりに弱すぎる相手にわざと負けることはプライドが許さなかった。また、リギアとしては、優勝し、賞品として愛馬マリンカを取り戻したい(なんじゃそりゃ)思惑があった。闘王となったグインの出番はまだ先だ。

そんなころ、ひとり監禁されていたフロリーだったが、マリウスの演技も手伝い、タイ・ソンによって地下水牢へ落とされる。実はこれもグインたちの作戦で、地下ではマーロールによってフロリーは救い出されることになっていた。

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■表紙のイラストがエッチくて、おじさんには買いにくい巻。
■祭り前日から3日目ぐらいまで?とくに事件も起こらないんだから、祭りの日を追って描写する必要もないと思うんだけど。
「グインも、そしてむろんブランも、珍しくリギアさえも、今夜はひまであった」(p.182)なのに1冊ってどうゆうことー?
■賭け率が変わるとか低くなるとか。賭け率ってなんだろう。倍率のこと?どうでもいいか。
■マリウスの気になるセリフ集。
「あん。そんなこといったって」
「グンドはこの女、好きだったわけじゃないと思うワッ」
「ただ、利用してただけでショ」
他多数。

2008/1/5更新