７年度オフキャンプ情報

総評

野手：なんといっても北海打線の中核・大築の長打力ダウンが痛い。ついに長打Aは助っ人のフェリックス１人になってしまった。８年度は貝原監督の機動力野球がますます重要になりそうだ。全体的には大きな変化は少なく、野手は昨年度と同様の顔ぶれとなりそう。

投手：新加入のクビライ、小山田がそれぞれ順調に成長し、先発陣は確実に層が厚くなった。貝原監督はクビライ投手に開幕投手を指名。期待の新人・犬飼は当面は中継ぎでの起用になる模様。

以下に８年度、１軍で活躍が期待される選手についてキャンプでの成長状況を示す。なお、表の中の青字はキャンプで能力アップしたことを、赤字は能力ダウンしたことを示す。

野手

キャッチャー

小田原：今オフは打撃指数のアップのみで、８年度も正捕手としてフル出場になりそうだ。

ファースト

暮田：本職は外野だが、８年度開幕はファーストでの出場になりそう。信頼、対左がアップし、クリーンナップでの活躍が期待される。

セカンド

池坊：昨年度オフにＡとなった巧打が、再びＢに。まだ若いのでもっともっと成長して欲しい。

サード

天馬：キャンプでの能力変動はなし。８年度も打撃、守備両面での活躍に期待！

ショート

岡町：堅実な守備は健在。７年度はバッティングもアピールしたい。

外野

上柴：新人の昨年は期待通りの活躍。今年も３割は打ちたい。

上総：３３歳にして開幕スタメンを果たせそう。守備だけでなく、長打にも期待。

フェリックス：若干のダウンはあったが、８年度は４番としてタイトルも狙いたい。

指名打者

大築： 北海の大砲もついに長打がダウン。しかし、打力自体はまだまだ一級品。もちろんタイトルを狙える力はもっている。

控え

土肥：眼、巧打がアップし、打力でも大きくアピールレギュラーを狙えるところまで成長した。

平松：打のセンスは一級品。内野はどこでも守れるが、逆にその器用さがマイナスに。レギュラーを取れる守備力をつけたい。

福山：眼がアップし、レギュラー取りに大きくアピール。

作山：勝負強いバッティングが持ち味。一塁は層が薄いので、さらなる能力アップを望みたい。

曽田：７年度は復活の年であったが、果たして今年は・・・。眼のダウンが痛いか。

鮫島：俊足として鳴らした３８歳のベテランも能力ダウンが目に付いてきた。しかし、まだ北海にはなくてはならない存在ではある。

馬島：守備力を買われて、開幕はベンチ入りを果たしそう。俊足もアピールしたい。

投手

先発

クビライ：切れがダウンしたものの、技術がアップし球速も148km/hに。北海のエースとして大きな期待がかかる。

朝野：技術に磨きがかかり、ついにＳに。脂が乗り切っている３２歳。

三井：７年度はエースとして思うような成績を残せなかった。今年度は巻き返しをはかる。

小山田：自慢の球速がさらにアップ。コーナーにストレートが決まれば、結果はついてくるはず。

大前：北海に移籍してきた７年度は不満の残る成績だった。まだまだやれるはず。

窪田：年々球速が落ちているが、球質はＡに。まだ老け込む年齢ではない。

中継ぎ

笠木：球速に磨きがかかった。中継ぎの中核として期待がかかる。

坂間：安定感にやや不安があるが、順調に成長し、今キャンプでは球速がアップ。まだまだ伸びる。

煙山：制球と安定に加えスタミナもＢに。先発候補まで成長してきた。

犬飼：注目の高校生投手。とりあえず８年度は中継ぎスタート。今後の成長が非常に楽しみな選手。

抑え

安西：今キャンプでは能力ダウンはなし。矢井とのダブルストッパーとして頑張って欲しい。

矢井：球速はダウンしたものの、制球力と技術はアップ。欠点もなくなり、リリーフエースとしての信頼感は大幅アップ。

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