7.主翼
飛行機の主翼にはいくつもの可動部分があり、飛行中窓から見ていてもなかなか興味深い ものがあります。今回は、主翼の各部分の名称を覚えましょう。 下の図に、各名称を示してみました。 飛行機の種類によって位置等多少の違いはあるのですが、大まかに分類すると、フラップ、 スポイラーそしてエルロンになります。 次にそれぞれの役割について、簡単に説明します。 フラップ 飛行機が離陸する時や着陸する時に、スルスルと伸びてきます。 これは飛行機の速度が比較的遅いときに、揚力(機体を浮かせようとする力)を増加させる ためのものです。 スポイラー 着陸と同時に上面に壁のように立ち上がって、飛行機のブレーキの役目を します。また飛行中にも急激な降下を行うために使用することがあります。 エルロン エルロンは、左右の翼で逆に動くようになっていて、飛行機が旋回する時に 機体を傾けるためものです。 説明が簡単過ぎてよくわからないかもしれませんが、またの機会に写真入りで紹介したい と思っています。