| 第一位の747−400は、言わずと知れたジャンボです。777はトリプルセブンと呼ばれる飛行機 |
| で、200と300の違いは全長が10
m 程
300の方が長く、これをストレッチタイプと言います。 |
| |
| ここで第一位の747の自重について考えてみます。 |
| たしかに約183 t (トン)
ありますので、かなり重いという感じがします。 |
| |
| それでは、この747を長さ 10 cm
に縮小するとその重さはどの位になるか計算してみましょう。 |
| |
| ボーイング747−400は全長が
70.7 m
ですから、縮尺は707分の1になります。 |
| すると、長さ 10 cm
に縮小した時の重さは、次の様な計算で求めることができます。 |
| |
| 182,755,000
(g) ÷ (707 × 707 × 707 ) |
| |
| この計算の結果は、なんと
0.517 g になってしまいました。 |
| |
| 一円硬貨が 1 g なので、10 cm
の飛行機の重さは一円硬貨の約半分の重さになるという事にな |
| ります。 |
| |
| ですから、よく
”あんな鉄の塊が、なんで空を飛ぶの?”
なんて言われる飛行機ですが、本当は鉄 |
| の塊なんかじゃなくて、プラスチックモデルよりもずっとずっと軽く造られているのです。 |
| |
| 実はこの話を本で読んだ時に、一瞬計算が間違っているんじゃないかと思ったのですが、やっぱり |
| 間違っていませんでした。 |