俳句誌「朝」 1月号〜3月号掲載分

        

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       1月号(10月投句)

         道標の霧にかすむや北の町    海猫残る羅臼漁港に夕日濃し

         秋雨や貨車ながながと駅過ぎり  木漏れ日の小径の続く湖畔秋

                          

       

         釧路夜景                          夜の釧路港

                       

       2月号(11月投句)

         小流れに日差し和らぎ末枯るる   信濃路や花梨に雨のけぶるなり

         草を食む鹿の親子や夕日照る    木の橋に糠雨しきり冬紅葉

       

               蓼科の秋                           蓼科リゾート

           

       3月号(12月投句)

        築地塀ながなが続き冬めける    曇る日の枝くっきりと冬桜

         枯木晴通天橋の朱朱と       寒梅やお吉の墓に雨しきり 

      

              小石川後楽園の冬桜                  小石川後楽園の敗荷

            

         BUMはよりショパンの「幻想即興曲」

                ショパンの24才のときの作品ですが生前には公表されなかった。死後

                  友人のフオンタナが1855年に発表し「幻想」の名称もその時付けられた