あさくらさんのひみつきち
−松尾大社− 1

朝倉美都によって拉致された綾奈を追って、京都駅に降り立った長峰と浅黄を待ち受けていたのは、謎の男・倉田真也だった。彼に導かれて二人はとある神社へ・・・

倉田真也がガメラやギャオスに対する解釈を述べながら歩くあの神社は、洛西の松尾大社だという情報をネットでげっと(ダジャレかい(-_-; 寒っ)したので、さっそく確認に行ってみたっす。

洛西の山あい、阪急嵐山線の嵐山駅の一つ手前の松尾駅で降りると、そこが松尾大社。赤い大鳥居が目立つけど、門前町とかはなく寂しい感じっす。

大鳥居をくぐってしばらく進むともう一つ、さっきより小さな鳥居が。

鳥居の下に吊るされている生木の枝のようなものは、「勧進掛」と呼ばれるもので、酒造家はこの枝の長さで天候や酒造りの吉凶を占うのだとか。

二の鳥居をくぐると、境内の案内版。う〜〜ん、どのあたりになるんだろうか。

ちなみに、この案内地図は大袈裟で実際には境内はここまで広くない。

さらに楼門をくぐると、そこが境内。

けっこう参拝客が多いのは、この時期がこの神社の名物、山吹の花の咲く季節だったからっす。けれども脳みその中がガメラ一色に染められた私まんりきは、可憐に咲く山吹の花に、これっぽっちも気付かなかったのでした。

花よりガメラ。山吹より山咲。でも人として本当にそれでいいのか。

松尾大社は都が平安京へ遷される以前からこの地域を支配していた渡来系の氏族、秦氏の氏神っす。祭神は大山咋神(おおやまぐいのかみ)と中津島姫命(なかつしまひめのみこと)。

秦氏は大陸から醸造法を伝えた氏族とされ、そのためその氏神である松尾の神様は、酒造業をはじめとする全国の醸造業者からの篤い尊崇を受けているそうな。拝殿には、全国の酒造家から奉献された沢山の酒樽が並べられていたっす。

さて、肝心のロケ地はどこかいな、と・・・

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