ギャオス墜落
−渋谷− 2

週末の夜ににぎわう渋谷の街。上空から落ちてくる巨大な炎の塊に、気付く人はわずかしかいなかった。その意味するところを理解できず、ぼんやりと眺める目撃者たち。

やがて、その炎の塊はまっすぐ渋谷駅の上へ・・・

大音響、激震とともに吹き上がる火柱!

東急東横店。まん中の看板の見えるあたり、東館と西館の連絡通路の真上にギャオスは墜落した。ちょうどセンター街の入り口から見た構図っす。

墜落した炎の塊=ギャオスに圧し潰され、乗降客の頭上に崩れ落ちるJR山手線渋谷駅ホームの屋根。

すいません。構図逆です。実際に映画と同じように見える屋根は存在しないみたい。

跨線橋も崩れ落ち、山手線の車両を圧し潰す。

この跨線橋が見えるのはこのアングルしかないんすけど、看板の位置とかから考えるとむしろ映画とは逆構図になってしまっているっす。ぴったりくる場所なし。

構図からいうとこっちからのアングルが近いっすけど、跨線橋のデザインが違う。

かといって新宿方面行きのホームからだと、完全に屋根がかかってしまっていて、ホームの上は見えない。看板の位置は一番近いんすけど。

崩れた渋谷駅の瓦礫の間にわずかに覗く、巨大な翼状の物体。墜ちたのは、ガメラに撃墜された一羽のギャオスだった。

映画と同じ構図で見ると、看板が邪魔で駅の構内が見通せない。映画では看板の位置がずらしてあるっす。

さらに映画では手前に電話ボックスや路上駐車のバイク、街路樹などがナメて映っていたっすけど、同じようにして撮るともう何が何やら。

渋谷駅周辺は、かなり思いきった映像的虚構で押し切っています。でもその場所の「雰囲気」を的確に捉えているので不自然じゃないんすよね。

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