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 メダカの体・形態・生態

メダカの形態・特徴

種 名: メダカ目/メダカ科
     学名 Cyprinodontidae(Temminck & Schlegel) 、英名 Oryzias latipes、
     和名 目高、メダカ、メタカ、 メザカ・東京、ギンメ・群馬、オキンチャ・京都、コマンジャコ・大阪、
        アブラコ・高知、キンタタ・金沢、コメエト・岡山、タカメンチン・鹿児島など。
     
形 態: 全長35〜40mm。 ♂は♀より小さい。
     雌雄異形。雌雄同色、もしくは異色(体色を決める色素胞による個体差がある)。 側線はない。
     上下の顎(あご)には小さい歯が一列にならび、全身がやや大きい円形の鱗(うろこ)におおわれている。
     背ビレの軟条は6〜7、 尻ビレの軟条は15〜21、 一縦列鱗数は29〜33。
     背ビレは1基で、体の後方にあるのが特徴。

写真左 成魚♂
メダカの頭部は縦に扁平し、
体の後部は側扁している。

写真右 成魚(♂左、♀右)
頭部から背面中央に黒褐色の線があり、♀の眼の上は♂より白い。
成魚♂の体側面と背ビレ。
メダカのオス ♂の背ビレには、その後縁に切れ込みがあり、尻ビレの軟条は♀より長い。
♂の背ビレが♀の背ビレより長い訳は... 交尾のページを参照...
成魚♀の体側面と背ビレ。
メダカのメス ♀の背ビレには、その後縁に切れ込みがない。 尻ビレの軟条は♂より短い。
メダカ成魚のヒレは、全て軟条で棘条はない。
ヒレには、たくさん細かい節があるため、柔軟に曲がる。
その軟条は、枝のように分岐(特に背ビレ・尾ビレ)している。

♂は繁殖期、尾ビレ、背ビレの黄色・黒色が濃く、婚姻色となる。
発情した♂の腹ビレ、尻ビレは黒色が濃くなる。
左右の写真は、いずれも成魚。 上がメダカのメス♀、
下がメダカのオス♂。
メダカの仔魚。

仔魚の鰭(ヒレ)は、
背ビレ、尻ビレと尾ビレがつながっている膜ヒレである。

メダカの生態

分 布: 青森県以南の日本、朝鮮半島、台湾、中国南部に分布する。
生息地:

一年中、群れで生活し、浅い小川や池・沼・田んぼなどの淡水域に広く生息する。
また、潮入りの所でもよく繁殖する。

採 食: おもに動物質食(動物性プランクトン、ミジンコ、エビの幼生、仔魚など)で、植物質も食べる。
     水面・水中の生物を水ごと吸い込むようにして食べたり、水底の生物を逆立ちした格好で捕食する。
繁 殖: 生殖期: ふつう野生のものでは産卵期は水温が高く、日照時間が長い4-9月で、年に2-3回産卵する

     縄張り: つがいは縄張りを形成する。
          形成した縄張りへ接近・侵入する個体に対し、雌雄で防衛する。
巣づくり: 巣はつくらない。

産卵数: ふつう1腹やく20卵。 1腹・4卵(初産卵時)〜30卵以上(成熟魚)。 
     メダカは体外に放出受精後の卵塊を体につれたまま泳ぎ、後に卵を水草などにくっつける。

孵 化: 水温25-26℃で孵化は、約10日。
     水温18-30℃で飼育すると、年中産卵するため、種々の実験用にもなる。

成 長
: 雌雄ともに子育てせず、産卵しっぱなし。 孵化から3カ月後、約3cmで成魚になる。
日本でいちばん小さい魚、それはメダカ。
そのかわいいメダカが・・・

・成魚は卵を捕食する...。
 ♂も、体に卵をぶら下げている♀も、
 水草などに付着している卵を捕食する。

・産まれて間もない赤ちゃんメダカを捕食する。
 成魚に食べられ、たった1秒の命だった仔魚もいた。

 他の個体の子、自分の子、それは、おかまいなしに
 仔魚や卵を捕食するが、毎日、交尾・産卵するのは
 何のため...と疑うが。
 仔魚や卵膜の軟らかい孵化間近の卵を捕食する訳は、
 自分たちの生活範囲を確保するため。
 卵膜が固い卵(産卵して2・3日)をくわえるのは、
 なわばり争いで負けて悔しいときなどに見ら、食べない。
卵をくわえた成魚♂  熱帯魚の一種であるベタは交尾の後、♂親が何一つ食べずに卵と仔魚の世話をする...参照
寿 命: 野生種は1年〜2年。

絶滅指標: 絶滅危惧2類(VU)= 絶滅の危険性が増大している種。 レッドデータブック(RDB)指標説明はこちら


色彩の変わった品種のヒメダカは、ペット用として飼育されている。
近似のタップミンノオGambusia affinis (Baird & Baird) はタップミンノオ科のもので、
カダヤシ(蚊絶やし)という和名がつけられている。
メダカは卵生であるが、カダヤシは胎生であって、小さい尻ビレが腹ビレに接近している。

カダヤシとは、マラリア媒介の蚊(カ)をなくする意味。 
アメリカ南部原産で、マラリア予防のため台湾を経て日本に移殖されたもので、
現在、東京都とその付近および各所で野生化している。
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