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伊豆沼のINDEX

雁の一日の生活

マガンの一斉飛び立ち - P1
飛び立ち・鳴き声 ムービー

マガンの一斉飛び立ち- P2
飛び立ち・鳴き声 ムービー

田園で採食・休息 - P3

そして「ねぐら」へ - P4
・V字型飛行 ・月と雁

シジュウカラガン - P5
ハイイロガン、ヒシクイ、
カリガネ、ハクガン
インドガン



2003. 1. 18
マガンの飛び立ち



ハクチョウの生活

ハクチョウたち
ハクチョウの生活

シベリアから日本への渡り

ラムサール条約登録湿地

宮城県 伊豆沼・沼 内陸水地帯・湖沼静止水面の鳥

   伊豆沼・内沼は、宮城県北部仙北平野の中央、北緯38゜43' 東経141゜06'に位置し、
  沼面積は387ha(後楽園球場82個分)の低地湖沼(海抜6m、最大水深1.4mほど)。
  東北地方最大の水田地帯、仙台平野の北に大きく広がった伊豆沼・内沼は、シベリアから
  渡って来るたくさんの渡り鳥の目印となっています。
   また、沼にはハクチョウが好んで食べるマコモが広く分布していることや、沼の全面が
  氷結しない地域のため、冬になると多くの渡り鳥が越冬します。

   伊豆沼・内沼は希少種のゼニタナゴをはじめとする魚類の繁殖地であるばかりでなく、
  珍しいハクガンやシジュウカラガンや、3万羽を超えるガンなどの飛来地であることから
  1985年、釧路湿原に次ぐ日本で2番目の【ラムサール条約指定登録湿地】となりました。
  伊豆沼を後世に引き継ぐために賢明な利用をして、人と野生生物とが共存する聖域です。

   1967年 文化財保護法による天然記念物に指定
   1973年 県自然環境保全地域に指定
   1982年 国設鳥獣保護区に指定
   1985年 ラムサール条約の登録地に指定

雁・ガン 一日の始まり
マガン集まる、そして一斉に飛び立つ

マガン1

早朝、たくさんのマガンが内沼・蕪栗沼方面のねぐらから飛来して着水し、
昨夜からいた仲間のガンたちと合流...


マガン2

夜は地上の天敵を避けて、伊豆沼の水面で眠っていたマガンたち。
間もなく飛び立つ


マガンの飛び立ち

マガンの一斉飛び立ち

朝、飛来してきたマガンが、一斉に飛び立つ


一斉飛び立ち

朝日を受けて飛び立つたくさんのガンの数・羽音・鳴き声は壮観・壮大!
爆発でもしたかのように、静けさをうち破った光景でした。
その「伊豆沼・内沼のマガン」いっせい飛び立ちは
環境省「日本の音風景百選」の一つに選ばれています。


マガン飛び立つ

一瞬にして前方も頭上も一斉に飛び立ったガンに包まれてしまった。
躍動するマガンの声、感動する声、シャッター音がやまない...


朝の飛び立ち

2002. 11. 19 撮影

水面に浮かんでいるのはハクチョウだけ、既にガンは飛び立ってしまいました
つづいて昨夜からいたガンも飛び立ちました(次ページ)

マガンの飛び立ち・マガンの鳴き声 QuickTime ビデオ-1 552kb


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