これまでのあらすじ....なし

第4R

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第4R 「カエルの歌は鳴くか笑うか怒るか」

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フリッパー3によって、ようやくスロットの仕組みが判り始めたあたひ。
で、仕事休み。
さて何をするでもなく、散歩に出る。
ふと、パチ屋の前を通り、財布の中身が頭を過る中、覗くだけとふらふら入って見た。
だが、そこには「フリッパー3」は無い。
それしか判らないあたひは「カエル」の台を前に考える。
台の上には「リーチ目表」が書いてあった。
「なるほど、山型もV型もOKなんだ。簡単じゃなひか」
一人立ちにはまだ早いが、とりあえず3000円だけ打ってみる....。
回してみると、「カエル」はまだ良く判らないが「7」が良く見えた。
目押ししてみると、いきなり7のV型が出る。
「はふ!もう入ったの?」
と少し笑みを見せ7を押す....「あれ?」またV型で止まった。
「オバケかな?」とBARを目押す....「おや?」中段BAR-BARのずるりん...。
その時、ようやく入ってない事に気が付く。
「な、なんだこりゃ!?」
ワケも判らず打ち続ける。
今度は下段に「7・7・BAR」が揃う。 これは入ってるだろう!と7を押す。
だが今度は大山型で止りやがる....。
続けて「カエル・7・カエル」の右下がり!こ、これはいくらなんでも入ってるよな〜!!
....だが、またも入ってない....。
「ワケ判りましぇ〜ん!!」<(ToT)>
こ、この台は何なんだ?フリッパー3ならボーナス一直線がこんなに出たら入ってるぞ!
なんでこの台は入ってないんだ!!!???

困惑する中、一つ台を挟んで打っているババァがあたひの台を見て、
「可哀想に、あの台ガセばかり引いてるよ」などとホザきやがった。
く、クソ〜〜〜〜!!!!!聞こえるようにワザとデカイ声でくっ喋りやがって!!!!!
てめぇ!そのデカイ口にアンパンと塩ラーメン詰め込んでスクリューパンチでドタマカチ割ったるぞ!おら!
そう呟きながらそのババァを睨むと、ババァのヤツ...笑いやがったよ!チキショー!!!!
ムカツクぅ〜!!
もう無視だ!
あんなババァ相手にしても、こっちには一銭にもならん。
いや、もしこのまま何んにも引かなかったら、てめぇの脂性の様にテカテカ光ったハンドバックを殴り殺してでも奪ってやるぞ!!!覚えてろ!てめ!
頭に来たあたひは7だけずっと目押し続ける。

ついに最後の1000円。
ふぅ〜!!もうダメなのぉ〜。ババァのハンドバックGETか?
悔しさと空しさの中、「777」と揃う。
はう!入ったよ!?
ババァのハンドバックは助かったようだ。
だが待て、また飲まれるかもしんない、その時ゃババァさっそく貰っとくゼ!!
ボーナス終了後、また打ち続けるがワケが判らん。
絶えず7ばかり押すのも辛い....しかし、ムカついてるので押し続ける。

もう嫌だ!止めた!こんな台もう打つもんか!!
ジャラジャラジャラ。 1箱換金。
あれ?なんで1箱も出てるの.... ?

実は7をずっと押し続けてる事によって
「リーチ目は見ないで7が揃う」
「REGならREGなりのリーチ目が現れる 」
と言う事になる。
それによってBIG引いちゃえばそれだけ出ると言うワケ。
しかし、そればかりでは無かった。
今だから知りえた事だが、7を目押す事によって「チェリー」を取りこぼさないでいたのだ。
いわゆる基本的な技術介入をしていたのだ。
この台に関してはたいした大きな問題でも無いが、当時はこれに優る攻略法は無かった。
小役を取りこぼしてBIGを引くより、小役を取りながらBIGを引く方がそりゃ良いでしょう?
オヤジ打ちよりも目押し重視の方がより多くの勝利を得られるのだ。
(でもベルは取りこぼす?)

あとでKJ氏に「ボーナス絵柄が並ぶ事と、リーチ目とは違う!」と教えられた。(@o@)ヘロヘロ

       今回の教訓 「できるなら 知らない台は打つべからず
                           ババァのバックは中身無し

今回打った台:ニューパルサー  山佐特有の豊富なリーチ目を採用したAタイプスロット。たまに出現する不思議な大連チャンは「仕込み」を思わせ、様々な攻略法が表舞台に広まった(全てデマ)スロット業界で最もファンが多く、最も売れた台である。その面白さは、やった人間にしか判らない。


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