これまでのあらすじ....なし

第9R

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第9R 「月夜はラクダの夢を見るか?」
そろそろ話を過去に戻してみよう。
 
スロットを真面目に勉強し一人立ちした頃である。
ふと市川D店に寄ってみる。
すでにその頃にはあたひの好きだったパチ権利モノは無くなり、心引く台も無くなっていた。
そんな中、スロットコーナーに赤い機種があった。
何故か結構1箱2箱とドル箱が並んでいるのが不思議で、つい空いている席を座る。
コレなんだろう?(知ってるけど)
打ち方等は雑誌でも載っていたかどうかも判らない。
パネルはアラビアン。ランプから魔王が現れそうな台だ。
台の上の方にあるリーチ目表には「赤7スベリ赤7スベリ・・・緑7スベリ赤7スベリ」と書いてある。
「はい?なんですかこのスベリって?これリーチ目と言えるのか???」
とりあえず打ってみる。
何十プレイかで「ラクダ」が揃いなんか鳴りはじめた。
しかも次プレイは1枚掛けで15枚が払い出される・・・。
「....ん?...あ?...おお!集中機か!!」
ようやく判るあたひ。
集中機ならキングオブカリブで経験している。
そうと判れば打ちまくる...が一向にシングルが連続しない。
集中機は集中引かなければ勝てない。
それは知っていた。
しかし、何故か中リール赤7が滑ってきた
「来た!」...REGでひた。
まぁとりあえず打ち続ける。
するとまた滑ってきて今度は「BIG」!...2回だけだと思ったら3回もボーナスがある!?
「あれ?集中機じゃないのかこれ?」
さらに続けてBIGを引く・・・「???」
なんか違う...集中機じゃ無いのかも?
と思いはじめた頃、いきなり隣の台が吹き出す。
良く見ると右上のランプが光っていた。
「な、なんだ?それ?どう言う事???どうしたらそれなるの????」
恥を欠き捨てて恐る恐る隣のお兄さんに聞いてみた。
「ああ、これシングルが中央に揃えば集中にはいるんだよ」
と得意気に答えてくれた。
「...あぁ、やっぱり集中機なんだ...しかも中央にシングルが揃えば入るの?」
なんて楽ちんなマシンなんだろう。。。
とりあえず、中央に揃うまで打ってみる。
すると、なんと中にラクダが揃った!右上を見ると「・・・」
兄さんは「77と滑るといいんだよ」と言った。
んーなるほどー...ってそれボーナス?集中もそうなのか?
そういやカリブもリプレイやらプラムが揃い出すし...そうかそれと同じか!
う〜んようやくわかってきたぞ!親切なお兄さんありがとう!
とりあえず、集中は入らず飲まれ終了したが機種については分かってニコニコで帰るあたひ。
 
で、この頃すでにパチの草の根ネットがあり、そこで今日の出来心を書く。
するとNAOさんから「それは違いますよ」と突っ込まれた(@o@)ヘロヘロ
右上ランプは集中突入の告知ランプで、集中はフラグで引くモノであって突入とシングルの揃い方とは全く関係ないのだ。。。そりゃそうだ。
「ガーン!騙された!」
あまりの情けなさに雑誌を調べてみた(その頃この機種に関しての情報は少なかった)
タイプはA−C。BIGボーナス3回/REG有りの集中機。
さすがに集中突入は設定1が1/2731で設定6が1/862と厳しい。
しかしBB確率は全設定共通の1/431。
さらにBR確率も設定1〜5まで1/585。設定6だけ1/431と甘めだ。
打ってみて思ったのはチェリー役と小役が取りこぼし発生する場所がありそうだった事。
ビンゴ!雑誌によるとなんとオヤジ比で1K3P差もあるのだ。
そうと判れば次日リベンジ!!
なかなか面白いぐらいにBIG引く。そして待望の集中!
シングルが斜めに揃って集中に突入した。。。ん〜ホンマに関係無いやん。
しかし、これはこれで良いではないか?
集中突入を告知してくれるのならば「ヤメ時」がハッキリ判ると言う事。
キングオブカリブは3回以上引かなきゃ集中突入かが判らない。しかもパンク終了もいまいち曖昧だ。
しかもカリブは勝った覚えが無い...それに比べてこれは結構BIGを引きそれでも換金できる!
めちゃ愉しいやん!!
集中引ければ確実に勝てる!!
もう〜あたひこの機種が好きになりまひた(^o^)>
 
そう、このころからあたひの集中マニアの血が目覚めた.......................のか?
 
(一部記憶が曖昧なところも有る...のか?)
打った台:アラジンマスター
A−C BB確率 BR確率 集中確率 集中パンク PAYOUT
設定1  1/431  1/585  1/2731   1/149   95%
設定2  1/431  1/585  1/1489   1/149   101%
設定3  1/431  1/585  1/1092   1/149   106%
設定4  1/431  1/585   1/964   1/149   109%
設定5  1/431  1/585   1/862   1/149   111%
設定6  1/431  1/431   1/862   1/149   113%

2−2号機スロット時代で一世を風靡した機種「アラジン」の4号機後継機。
初代アラジンとは爆発力は比べ物になら無いが、アラチャン自体は初代を思い浮かばせる。
好き嫌いは激しいようだが、かなり甘い機種だった。
後にアラジンマスターXと言うBB/BR確率を設定順で適応に割り振られたマシンも登場した。


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