これまでのあらすじ....なし

第6R

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第6R「雑誌を選ぶ」

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 なんか納得できない...。
 それはスロットを始めてから2〜3ヵ月ぐらい経っての事だった。
 なんかKJ氏が言うほど儲かっていない気がする。
 結局、スロットは初めの「引き」が第一。
 そして「次のBIGをどれだけ短いプレイ数で引くか....」そのくり返し。
  「引きの強さによる運」
 そう考えるとスロットとは「運」だけのものではないのだろうか???
 いつもそう思って打ち続けていた。
 そんな事は「当然」であり「絶対」なんだと思っていた。

 しかし....。
 なんか納得できない。
 隣の台は10回のBIGで1箱カチ盛り。
 あたひの台は15回なのにようやく1箱....。

 納得できない....。
 なんか違う....。
 なんで、こいつは順押しでもないのにこんなに出ているんだろう?
 しかも絶えず目押しをしている。
 BIG入ってるワケでもないのに、なんでそんなに目押しばかりしてるんだろう....。
 あたひがどう見ても「それ入ってないでしょ〜」って目で一枚掛け....入ってたよ....(*o*)???
 なんでそんな変なリーチ目知ってんの?
 普通気がつかないよ、おかしいよこいつ。

 .....納得できなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ひ!!

 そう言えば、KJ氏の部屋に「スロットの本」があったにゃ〜。
 本なんか読んでも意味ないじゃん???
 要は「引きの運」が無かったら勝てないんだから、意味無いよ。
 そう思いながらも何かが違うこの状況に敢えてKJ氏に聞いてみた。
 「本って読まなきゃダメなの?」
 するとKJ氏は、コンピュータのように明確に、そして理化学的にこう答えた。
 「読まなくてもいいけど、人より勝ちたいなら読んだ方がいいような気がすると思う」
 「はふぅ〜、じゃあ何読めばいいの?」
 するとKJ氏は二つの本を教えてくれた。

 ひとつはパチスロ必OガイO。
 KJ氏が言うには「ウソが多い」という。
 実際、本屋でクランキーコンドルの「それは違うだろう」と言う目が「鉄板リーチ目」と書いてあるのを見せられた....。しかもいい加減なオカルト記事が堂々と載せられている。
 いかにもオヤジが好みそうな雑誌だ。

 もう一つはパチスロ攻略マガジン。
 KJ氏はこれを買っているそうだ。
 「一番信頼性がある」との事....。 内容は必勝ガイドとは違ったインテリ的で実践的なものだった。オヤジにとって最も苦手な分野と言える。
 問題は「誤植が多い」らしい。

 とりあえず、本始めなので変な知識やオカルトには染まりたく無い。
 即決でパチスロ攻略マガジンを買ってみた。
 一際目を引いたのは「ニューパル」の記事。
 リーチ目には法則があると言う事をようやく知った。
 そして、どれだけ小役を取りこぼさないで次のBIGまで持続させるか。
 今まであたひの無駄打ちが立ち所に明らかになった(@o@)ヘロヘロ
 これにより、自ずと今まで納得できなかった問題が見えてきた。
 なんで「ハマる」のか? 
 正確には「ハマる」のではなくて「ハマった」と言う言葉が正しい。
 どうすれば「連チャン」するのか?
 「連チャン」も人々によって言葉の違いがある。
 全ては「波」という言葉を前に置くか後ろに置くかの違いで、オカルト派か確率派かに別れる。

 あたひはこの本を買った時点で「確率派」になった。

 しかひ、あたひは「オカルト」ではないが「運の力」は捨てられなかった。
 どう考えようが「引きの強さ」は「運」でしかないんだよね。
 と言う事は、あたひの「運」と、この「確率派」の力さえ持ってしまえば....最強のあたひになるのではないか.....。

 そして、すろった〜ふぅ〜の「運100%伝説」が始まったのだ。

       今回の教訓 「なんだかなぁ〜 これじゃあただの
                            広告じゃん(^o^;;;

今回打った台:なし


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