B26年度BPOL戦力分析

 

今回、戦力分析を行うにあたり、分析方法の大幅な変更を実施しました。
主な変更点は以下の通りです。

1.投手のタイプ(A、A+、B、B+、C、D)を投手力の点数に考慮。
2.守備力の計算方法を変更。
3.攻撃力、投手力、守備力からの総合力の計算方法を変更。

1.については、前々から考えてはいたのですが、いろいろ検討した結果、なんとか点数化して投手力に反映させることができました。基本的には、C、Dタイプだとやはり点数的には下がってしまいます。
2.は今回、一番頭を悩ました部分です。というのも、守備力を計算するための情報量(パラメータ)は、攻撃力や投手力にくらべ非常に少なく(基本的には、守備と肩の2つ)、それだけに計算から出てくる評価が、過大あるいは過小評価になりやすい欠点がありました。また、控え選手との入れ替えや守備位置の変更で、大きく点数が変動するのも欠点でした。それらを踏まえて試行錯誤した結果、結構いい感じで点数化できたので、今回新しい方法で分析を行いました。
3.については、毎回のように、あーでもない、こーでもないと修正はしてたんですが、今回は結構大胆に変更してみました。

ということで、個人的には、今回はいい感じで分析できたなあ、と思っています。今後も少しずつ検討していきたいと思っています。

 

順位 チーム 総合力 攻撃力 投手力 守備力 所属 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年
1 飛鳥 104.6 104.7 104.6 104.5 P 8 1 2 1 7 11 11
2 番丁 103.8 102.9 102.9 106.8 S 13 10 10 8 8 6 5
3 防府 103.2 98.3 105.8 105.5 M 3 7 8 12 1 3 2
4 浜松 103.1 102.8 101.5 106.3 P 5 5 6 7 9 2 8
5 屋島 103.0 98.7 106.2 103.6 M 1 3 4 5 4 4 3
6 福岡 102.8 93.5 104.6 112.1 P 10 2 1 2 5 9 10
7 佐久 102.5 102.8 101.9 103.3 B 18 14 9 11 11 10 7
8 駒場 102.3 102.4 103.5 100.1 B 6 6 5 4 2 1 1
9 北海 102.3 105.5 103.4 96.2 S 12 11 3 10 6 5 6
10 東海 102.3 109.3 103.2 91.4 M 14 18 7 6 3 7 4
11 三木 101.8 103.3 102.1 99.2 B 4 9 11 9 10 8 13
12 100.6 108.9 97.0 95.4 M 16 13 16 14 14 13 16
12 鹿島 100.0 101.2 99.7 98.7 B 7 17 15 19 17 14 12
14 東松山 99.2 97.4 96.1 106.9 M 23 23 19 15 13 19 9
15 伊勢原 98.6 100.8 103.2 88.1 S 15 12 12 13 15 16 19
16 横浜 98.5 98.5 95.7 103.3 B 2 4 13 3 12 12 14
17 伊勢 98.3 92.5 98.1 106.4 S 20 20 17 16 16 15 15
18 盛岡 97.7 99.4 96.3 97.9 S 17 19 18 20 21 18 21
19 平塚 96.6 94.3 90.1 110.5 B 9 16 24 24 24 24 20
20 京都 96.2 90.4 98.3 100.4 M 19 15 14 17 20 22 22
21 花園 95.1 103.4 94.6 88.7 P 21 21 21 18 22 23 23
22 阪神 95.8 97.7 100.5 85.4 P 24 22 20 21 19 21 24
23 新居浜 95.6 96.3 94.6 96.3 P 11 8 23 23 23 20 18
24 多摩 95.1 95.0 96.5 92.9 S 22 24 22 22 18 17 17

 

リーグ

上位チームと下位チームの差が少ないのがこのBリーグ。全チームが総合力の7位から19位の中に入っており、混戦が予想される。その中で優勝争いは佐久、駒場、三木の3チームを中心に行われそうだが、今シーズンの優勝候補一番手は攻撃力、投手力、守備力のバランスが良い佐久としたい。しかし、駒場、三木との戦力はほとんどなく、実績十分の両チームのプレッシャーにどこまで耐えられるかみものだ。鹿島は大きな穴もなく、混戦になればチャンスは十分にある。最近やや精細を欠く横浜はまずはAクラス確保を目指したい。平塚は、投手力はまだまだ力不足の感は否めないが、野手は守備能力の高い選手が集まった。台風の目となる可能性はある。

 

Pリーグ

強い飛鳥が帰ってきた。戦力分析でも4年ぶりに総合力No.1に返り咲いた。すばらしい調整をみせ、攻撃力、投手力、守備力どれを取っても全く隙がない。文句なしの優勝候補としたい。昨シーズン、リーグ優勝を果たした浜松も力的には、昨シーズンと同等以上の力はもっている。この2チームに古豪復活を狙う福岡が絡む展開が予想される。花園以下3チームはやや上位チームに引き離された感がある。3チーム内での順位争いは今シーズンも激しくなりそうだが、さらに上位を狙えるよう戦力を整えたい。

 

Sリーグ

番丁が強い。総合力でも24チーム中2位となり、0-Uシリーズ制覇も見えてきた。北海は守備力に不安を残すが、攻撃力、投手力では番丁には負けていない。直接対決で五分以上の戦いをしたい。伊勢原以下の4チームによるAクラス争いは面白くなりそう。伊勢原、伊勢、盛岡の3チームは実力が拮抗している。勢いに乗れば、さらに上位も狙える可能性もある。昨シーズン3位と躍進した多摩は一転、今シーズンは厳しい戦いになりそう。オフでの主力級選手の放出が響いたか?今後の若手の成長に期待したい。

 

Mリーグ

今シーズンも防府と屋島を中心とした戦いになりそう。両チームとも攻撃力はそこそこだが、徹底した投手力と守備力の強化で、ディフェンス面を重視したチーム作りをしている。対照的なのが全チーム中でも1位、2位の攻撃力をもつ東海と津の2チーム。なかなか防府、屋島の壁は破れないが、その差は確実に縮まってきている。東松山はディフェンス重視タイプだが、やや投手力が弱い。逆に言えば投手力が上がれば、一気に上位進出もありうる力は持っている。最下位脱出を目指したい京都は、少しずつではあるが、チーム力はアップしている。レベルの高いリーグではあるが、なんとか上位チームに食らいついていきたい。

 

5年度の戦力分析はこちら

6年度の戦力分析はこちら

7年度の戦力分析はこちら

8年度の戦力分析はこちら

年度の戦力分析はこちら

10年度の戦力分析はこちら

11年度の戦力分析はこちら

12年度の戦力分析はこちら

13年度の戦力分析はこちら

14年度の戦力分析はこちら

15年度の戦力分析はこちら

16年度の戦力分析はこちら

17年度の戦力分析はこちら

19年度の戦力分析はこちら

20年度の戦力分析はこちら

21年度の戦力分析はこちら

22年度の戦力分析はこちら

23年度の戦力分析はこちら

24年度の戦力分析はこちら

25年度の戦力分析はこちら