R kampfgruppe

ここんとこ、得体の知れない自称専門家の皆さんがテポドンとMDに関して色々仰っておるな。
んでもって、自称専門家とメディアのどちらの理解力に問題があるのか、あるいは故意に誤解を誘っているのか、はたまた嘘を言っておるのかは知らぬが色々見ていると実に愉快である。

とりあえず、小官の興味津々ポイントは3段式に延伸されたと思われる にぅテポドンの各段結合部の強度、分離機構の確実性、燃料注入開始日時、同完了日時から発射までの放置時間、ペイロードに収まっているはずの自称通信衛星が発する電波の周波数、そして一番重要なのは「で、1段目はダイジョウブなのかね？」といった点かのう。
1段目が正常に機能しなければMDの出番も無くて皆安心だものな。
むしろ1段目成功、2段目への移行後に不具合が出ると実に厄介だわ。
さて、実際はどうじゃろね？
今回の飛翔体自体の脅威度よりも、他にも発射準備中と見られているミサイル群と
実験後の「ちょーだぃ、なんかちょーだぃ」が面倒くさそうで大問題だなー。

まぁ当面はテポドンの信頼性は全くもって不明で、日本が運用するMDの信頼性も不明で、かといって打ち上げに失敗した飛翔体が日本国土に落下するのであれば放置する訳にもゆかず、出来る事があるのであれば やった方がよかろう。
北朝鮮が打ち上げ中止を交渉材料として使うのであればともかく、「衛星打ち上げ」を名目とし、打ち上げ中止交渉のチャンネルも無いのであれば 日本国民の生命、財産に危険が及ぶ状況でMDを運用するという選択肢はあって当然。
迎撃成功して小さな破片が大量に落下した場合と、撃墜せずに大きな落下物が比較的少数落下した場合の被害を比較するためには打ち上げ失敗の状況を定義する必要があるので、ここでは触れずにおこうか。



私信
＞この羽根を使ってダウンフォースを得るというのか！
＞凄まじいダウンフォースが期待できますな＾＾；
何故か加速も減速も鈍ってると評判だがな！