R kampfgruppe

む。
満身創痍メカ「はやぶさ」は想像以上にヤバイ状態に陥ってしまいましたね。
コトの詳細は松浦晋也のL/Dさんで見ていただくとして、
2系統搭載されている科学ロケットが両方とも異常とはねぇ。
あーもう！ アメリカ製のリアクションホイールめ！
3基中、2基が勝手に壊れるアメリカ製リアクションホイールめ！

ま、使えないモノは仕方がない。
現状では はやぶさの姿勢が乱れており、復旧作業以前に通信が確立出来ない状態。
まずはでっかいアンテナを確保して通信復旧が最優先なのね。
電波が届くのに片道16分。 アンテナが使用出来る時間も地球の自転とアンテナ保有者しだい。
2007年の地球帰還を目指すためには12月9日までに軌道投入が必要。
この他にも2009年帰還とか様々なオプションがあるようですが、地球とイトカワの公転周期、太陽との位置関係とか宇宙開発はタイミングが重要です。
12月中旬のタイムリミットまでに なんとか復旧して、帰還軌道に乗せられるとイイですね。

しかしなんだ。JAXAの資料だと「はやぶさ」の機材配置とか座標系がよく分からんから、今回のトラブルの原因を想像するのが難しいねぇ。
こんな時にミネルヴァがはやぶさの外観を捕えてくれればいいのにね。
そういえばアイツは今何処にいるんだ。
イトカワの重力に捉まって楕円軌道のようなものを描いているはずなんだが。



私信
＞http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/1577.swf
おぅ、はやぶさだ！
資料をまとめて 技術上の問題やらメカニカルトラブルを盛り込むと、
「新幹線脱線事故フラッシュ」並みに仕上がる予感。
宇宙関連はマニアックだから、何がスゴイ事なのかキチンと説明してあげないとね。
そもそもアンテナと太陽電池パネルが固定されている事の厳しさをまず知ってもらわんと。