36年度BPOL戦力分析
Bリーグ
リーグ3連覇中の佐久だが、その勢いはしばらく続きそう。今までにも増して戦力はアップ。全く付け入る隙はない。V4は堅いとみた。対抗馬となるであろう東北はやや戦力の低下がみられた。安定した力はあるものの、爆発力は佐久に劣るか。逆に楽しみな存在なのが鹿島。昨シーズンは2位と躍進したが、今シーズンもその勢いは衰えていない。ダークホークス的存在になりそう。14シーズンぶりのBクラスに沈んだ三木だが、もちろん優勝争いできる戦力は揃っている。混戦になれば、試合巧者ぶりが発揮できそう。横浜は昨シーズン、まさかの最下位となってしまったが、戦力的にはそれほど見劣りはしない。徐々にではあるが、確実に力をつけている旭川。予想は最下位としたが、今後が楽しみなチーム。

Pリーグ
毎シーズン壮絶な戦いをしている石見と浜松。分析上もこの2チームは面白いほど、常に戦力が拮抗している。やはり、優勝争いはこの2チームが軸になるだろう。20年度シーズン以来の優勝を果たし、古豪復活を印象づけた福岡ももちろん優勝候補の一角。戦力的には石見、浜松に若干劣る部分もあるが、チャンスは十分にあるだろう。確実に戦力をアップさせてきている阪神。オフでの精力的な選手補強が実りつつある。一方凋落が激しいのが花園、数シーズン前までの強さはやや影を潜めている。最下位からの脱出がなかなかできない新居浜だが、浮上の兆しはみえている。台風の目になる予感。

Sリーグ
まさしく実力伯仲。どこのチームが優勝してもおかしくない状態となっている。そんな中、戦力分析でトップに出たのが、伊勢。ドラフトでの目玉選手の獲得成功が続き、一気に戦力が上がってきた。とはいえ、V4を狙う北海、超機動力野球の多摩との戦力差はわずか。それに続く、盛岡、厚木も横一線と言って良いだろう。それぞれが個性的なチーム作りをしており、今シーズンもSリーグからは目を離せない。残念なのは番丁。5強1弱状態となってしまったが、過去の強さを知るだけにややさびしい状態だ。

Mリーグ
このリーグも読みづらい。抜群の攻撃力をもつ東松山が独走する可能性もあるが、ややディフェンス面に不安を抱える。昨シーズン2位となった花巻は今シーズンも上位に入ってくるだろう。しかし、最も注目すべきは屋島。しばらく中位に留まっていたが、虎視眈々と上位進出を狙っていた。ズバリ、優勝候補としたい。毎シーズン安定した戦いをしている津だが、今シーズンも大崩れはしないだろう。安濃津は戦力ダウンに歯止めがかからない。最下位もありうる。京都はいいチームになってきた。近い将来上位に食い込めるチームになるだろう。
