37年度BPOL戦力分析
Bリーグ
佐久のリーグ4連覇は堅いとみた。圧倒的な戦力を誇った昨シーズンと比較するとわずかに戦力ダウンしているものの、他チームとの戦力差はまだある。若手とベテランがうまく融合したチーム作りをしており、大きく崩れることはないだろう。佐久を追うのは三木、鹿島、東北の3チーム。三木は毎シーズン安定した戦いはしているものの、前回の優勝は10シーズン前。一番欲しいのは優勝のはず。鹿島は不安定な戦いをしているものの、戦力自体は見劣りはしない。ただ、オフのペナルティーがやや目立つところが個人的には気になるところ。一時代を築いた東北はやや戦力のダウンが続いている。なんとか踏みとどまりたい。横浜、旭川はやや出遅れている。旭川は徐々に戦力を整えつつあり、最下位が定位置ということはもうなさそうだ。

Pリーグ
今シーズンも磐石の戦力を整えた浜松を優勝候補の筆頭としたい。毎シーズン拮抗した戦力をみせてきた石見の戦力ダウンがやや大きく、浜松独走の可能性もあるかもしれない。確実に力をつけている阪神の念願のAクラス入りは十分達成できそう。近い将来には優勝争いにも加われるだろう。花園はAクラスとBクラスを行ったり来たりとやや安定感に欠く戦いが続いている。主力選手の年齢がやや高いのも少し気になる。福岡は戦力分析では下位に甘んじているが、実際はもう少し力はあるような気がする。一昨シーズン、昨シーズンのような戦いを続けたい。新居浜は残念ながら今シーズンも最下位になる確率は高そうだ。

Sリーグ
上位陣は大混戦。その中で、戦力1位となったのは多摩。機動力野球という安定した攻撃力が武器。ここ数シーズンはBクラスに甘んじることも多いが、5シーズンぶりの優勝を狙いたい。とはいえ、北海、盛岡との差はほとんどない。点数的にはこの3チームはどこが優勝してもおかしくない。実際ここ10シーズンはこの3チームで優勝を分け合っている。しかし、圧倒的な力をもつチームはなく、厚木と伊勢も割って入る余地は十分ある。絶対的な戦力では、他リーグではAクラス常連に入れるだけの力はある。1チーム引き離されているのは道後。ただ、新チームということもあり、これからどのようなチーム作りをするか楽しみな部分の方が大きい。

Mリーグ
ディフェンシブなチーム作りが花開きそうな屋島をイチオシにしたい。鉄壁な守備陣はあの屋島黄金時代の再来を思わせる。地道にチーム再生を続けてきたが、ここ数シーズンで一気に戦力が爆発した感がある。屋島を追うのは津と東松山になりそう。なんとか最後まで屋島に食らいついていきたい。戦力が下降傾向の安濃津と花巻はAクラスの確保がまずの目標になりそう。しばらく最下位が続く京都だが、戦力的にはそれほど見劣りはしない。波に乗れれば定位置からの脱出は十分可能だろう。
