42年度BPOL戦力分析
Bリーグ
2強2中2弱。三木のV3に黄色信号。ここ数シーズンの着実な戦力補強により安定した戦いを続けている三木だが、今シーズンはそれ以上に戦力補強に成功している東北の前に屈する可能性が高いとみた。東北も三木同様、一時期戦力が低迷した時期があったが、完全に復活。特に今シーズンの戦力の充実ぶりには目を見張るものがある。一方、やや戦力の衰えがみられるのが佐久。Aクラス確保はできそうだが、どこまで優勝争いに絡むことができるか。横浜はやや不安定な戦いが続くものの、戦力を一新した今シーズンは台風の目になれる可能性を持つ。竜安、旭川は少しでも上位を狙いたいが、やや戦力が不足しているのが現実か。

Pリーグ
3強1中2弱。上位3チームの戦力はほぼ同じといって良い。昨シーズンリーグ優勝の花園、逆に悔しい思いをした浜松、急成長中の沖縄の争いになるだろう。その中で敢えて順位予想をするならば、試合巧者ぶりで若干上回る浜松が優勝候補か。福岡はここ数シーズンの戦力低下を止めることができていない。Aクラス復帰はやや難しいか。昨シーズン、念願のAクラス入りを果たした新居浜だが、Aクラス定着までにはまだ力が足りないか。石見は最下位脱出が現実的目標。

Sリーグ
1強3中2弱。走攻守のバランスのとれている北海が頭一つ、二つ抜け出した感があるが、印象としてはライバルチームの戦力が若干低下したように感じる。とはいえ、リーグトップクラスの投手陣を持つ伊勢、リーグトップクラスの打線を持つ盛岡、機動力の多摩も優勝候補の一角であるは間違いない。厚木は今シーズンも久々のAクラス復帰は難しいか。世田谷はなかなか戦力補強の結果が見えてこない。

Mリーグ
1強3中2弱。東松山が強い。ここ数シーズンリーグ優勝から遠ざかっているが、戦力的には最も充実していると言える。2シーズン、3シーズン振りのリーグ優勝を狙う安濃津、屋島も健在。それに昨シーズン念願のリーグ優勝を果たした津が絡む展開になるだろう。京都は結果は出ないものの、戦力補強は着実に成功していたが、今シーズンはまた一歩逆戻りした感がある。Aクラスは遠くなったか。チームの存在自体印象の薄くなった花巻はなんとかいままでの貯金で戦っている状態だが、戦力低下は明らか。
