48年度BPOL戦力分析
Bリーグ
1強4中1弱
昨シーズンV逸の東北だが、それでもやはり東北をNo.1として推したい。投手力の安定感はやはりリーグでずば抜けている。それに加え、機動力を絡めた攻撃陣は相変わらず強力。V奪還の可能性はきわめて高いとみる。一方、6シーズンぶりのリーグ優勝、さらにはO-Uシリーズ制覇を果たした三木だが、戦力の低下が大きい。特に投手陣の不調が顕著で、Bクラス転落の危機も現実味を帯びている。優勝争いに絡んできそうなのは佐久と横浜の古豪チーム。佐久は近年は3位は定位置になりつつあるが、今シーズンは十分優勝争いに絡むことができそう。最も不気味な存在なのが横浜。ジワジワとそして確実に戦力を整えてきており、上位進出を虎視眈々と狙っている。久しぶりのAクラス、さらには上位定着が見えてきた。岐阜はなかなか上位進出できない状態が続く。チームの特色を前面に出していきたいところ。旭川はレベルの高いBリーグでは正直辛いか。最下位脱出の糸口が見えない。

Pリーグ
2やや強3中1弱
総合力ではやはり浜松か。当然V3を狙ってくるが、浜松としては2年連続で敗退しているベストプレーシリーズを視野に入れた戦いをしてくるだろう。その浜松に対抗してくるのは、やはり沖縄か。ここ一番の爆発力は浜松には負けないが、やや好不調の波が大きいのが気になるところ。中位球団は混戦模様。その中で、Aクラスに最も近いのはここ数シーズンでV字回復を果たした福岡だろう。昨シーズンはまさかの最下位だったが、戦力は確実にアップしている。花園は逆にここ数シーズンの戦力低下が気になる。ただ、もともと地力はあるチーム。また戦力は整えてくることだろう。宇部は新チーム発足後は戦力を低下させている。オーナー色になるまではまだ暫くかかりそうか。昨シーズン久しぶりのAクラス入りを果たした新居浜だが、戦力的にはまだ不足気味。だた、少しずつではあるが、戦力は回復傾向とはいえる。

Sリーグ
2強2中2弱
盛岡の驚異的な戦力アップは目を見張るものがある。選手補強の成功が続き、ここにきて一気に花開いた感がある。盛岡全盛時代が到来するかもしれない。その盛岡を阻止したいのは北海。一時期の圧倒的な打力は影を潜めつつあるが、投手力は少しずつではあるが整えてきた。ただ、超打高投低のSリーグでどこまで通用するかは未知数。機動力の多摩は相変わらず健在だが、長打力不足がやや気になるところ。世田谷は確実に戦力をアップさせてきている。これは間違いなくオーナーの手腕の高さによるものと言える。ただ、上位定着が出来るかは、ここからが重要だ。投手王国を支えた投手陣の衰えとともに戦力の低下をみせているのは伊勢。打力はもともとやや弱かっただけに、Sリーグでは厳しい戦いが続きそう。厚木の最下位脱出は今シーズンも難しそう。はやり投手力の弱さがネックになりそうだ。

Mリーグ
3強3弱
今シーズン、優勝の予想が最も難しいのがこのMリーグ。その中でしいて挙げるならば大分か。バランスの取れたチーム作りはさすがの一言。もちろん、優勝の常連チームの東松山も優勝候補の一角だ。V3、そして4シーズンぶりのO-Uシリーズ制覇を狙う。そして、最も注目したいのが名古屋。新チーム発足後5位が続いているが、ここ数シーズンで戦力は確実にアップさせてきた。Aクラス入りどころか、優勝も争える力を付けたと断言できる。気になるのは屋島の戦力ダウン。あの緻密な野球がやや影を潜めた感がある。屋島同様、津も安定感のある戦いが影を潜めつつある。早い時期の古豪の復活を望みたい。Bクラスが定着しつつある花巻だが、なかなか上位進出の気配は感じられない。
