51年度BPOL戦力分析

 

リーグ

強1中2弱
着々戦力を整えてきた横浜が今シーズンの本命となる。ここ10シーズンほどの横浜の戦力の推移をみると、的確な戦力補強の具合が見てとれる。再編後初のリーグ制覇が現実味を帯びてきた。とはいえ、三木、東北という強豪が属するBリーグ、そう簡単には優勝させてはくれないだろう。その三木と東北だが、戦力的には昨シーズンから若干ながらダウンしている。これら3チームでのハイレベルな優勝争いが見られそうだ。3強を追うのは佐久になりそう。横浜とともに昨シーズンから戦力の上乗せに成功している。丸ノ内と岐阜は上位4チームとの戦力差はかなり大きいのが正直なところ。とはいえ、丸ノ内は少しずつだが、確実に戦力をアップさせている印象がある。数シーズン後が楽しみな存在になりそう。

 

 

Pリーグ

2強1中3弱
昨シーズン、新チームとして初のリーグ優勝を果たした宇部だが、その力は本物だ。昨シーズンよりさらに戦力をアップさせてきた。その宇部との2強体制となる浜松もこれまでPリーグを引っ張ってきた意地がある。優勝争いは、この2チームとなるのは間違いないだろう。福岡はなんとかこの2チームに割って入っていきたい。古豪ならではの落ち着いた戦いぶりは健在。ここ数シーズンで戦力の低下が著しい沖縄だが、今シーズンもこの傾向は続く。地力はあるだけに、早いうちでの復帰を望みたい。花園は戦力の底は脱したか。新居浜はこれまで何度か上位を伺いつつも、跳ね返されてきている。戦力的にも上昇基調だったが、昨シーズンからダウンしたのは気になるところ。

 

 

Sリーグ

2強1やや強1中2弱
盛岡優位は変わらないが、他チームとの戦力は縮まってきており、そう簡単にV5はできない状況になってきている。その盛岡の対抗馬となるのは急速に戦力アップをしてきている世田谷。AクラスとBクラスを行ったり来たりのシーズンが続いているが、一気にリーグ優勝を狙えるところまできた。昨シーズン5位に沈んだ多摩だが、戦力的には優勝争いに絡める力は持っている。久しぶりの優勝ももちろん狙える。北海は戦力低下傾向が続く。このままズルズルいかないためにも、上位争いに加わった戦いをしたい。少し前まで一時代を築いていた伊勢だが、今シーズンも苦しい戦いになりそう。三島はまだ戦力的には上位との差は認めざるを得ないが、確実に戦力は整えてきている。近い将来に古豪復活あり、とみる。

 

 

Mリーグ

1強3やや強2弱
大分が強い。ここ数シーズン、東松山とのデットヒートを繰り広げてきたが、今シーズンは独走の可能性も十分ある。東松山は昨シーズンからの戦力ダウンが気になるところ。一方、津と名古屋が戦力を大幅にアップさせてきたこともあり、この3チームの戦力は非常に拮抗したものとなっている。これらのチームからBクラスが出るのも酷なところ。花巻は目立った補強はないものの、ポイントを抑えた補強でマイペースなチーム作りをしている印象を受ける。気になるのは屋島。オーナーの手腕でチームはまずまずの成績を残しているが、戦力的にはダウンとなっている。とはいえ、個人的には今シーズンも戦力分析を覆す結果を残して欲しいところ。

 

 

 

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